こんにちは!
今回はサーバー用途のハードディスクのパーティションユーティリティソフトウェアではよく知られる※Easeus Partition Master の使用レポートをしようと思います。
※イーザス社のパーティションマスターというHDDのユーティリティソフトウェアです
このソフトを使うに至った経緯をこの後ご紹介しますので、実際の操作の様子を先に知りたい方は以下のボタンを押して先にお進み下さい。
当ホームページに辿り着いた人は、きっとハードディスクに何らかの問題を抱えている人なのではないかと推察します。
ハードディスクで問題になる主な物は『ハードディスクの故障』と『容量不足』です。
今回は当店のお客様でお使いの業務サーバーのCドライブが容量不足に陥ってしまって、このままだと「いつサーバーが動かなくなってもおかしくない」という状況を解決する為にパーティション管理ソフトの助けが必要でした。
一言でサーバーと言っても使われ方は様々です。
今回のお客様は勘定系と業務系の両方を大手ソフト会社様のシステムをインストールしてお使いのサーバーで、ハードディスクはRAID1(同じ内容を同時に2つのハードディスクに書き込む方式)というよくある構成で、容量は1TBです。
こちらの会社のサーバーでは、この1TBのハードディスクをCドライブとDドライブの2つのパーティションに分けて使用しています。
これはちょっと前のシステムベンダーさんがよくやる手ですが『Cドライブ』にはOSだけ入れておいてインストールするアプリケーションやデータは『Dドライブ』に入れる、という考え方に則って分割したものと考えられます。
※Cドライブは増えない予定だから小さくてもいいよね?的な・・・
ところが Cドライブが80GBしかなく、最初は良かったのでしょうが後から別のベンダーさんが異なる業務用のサーバーソフトをインストールされたようで、その為Cドライブの使用量が日に日に増えていった結果、残り5GBを切ってしまうところまで空き容量が減ってしまったという訳です。
ベンダーさんにも保守契約を結んでいれば定期的にサーバーの状態を監視してくれるサービスはあるのでしょうが、普段必要ない(?)と思われる保守に毎月そこそこの費用を払うユーザー企業もあまり無いでしょう。
そこにもってきて複数のベンダーが同じサーバーにシステムをインストールする等、責任の所在も薄れてしまっている感があります。
だいたいはこうした『先を見据えたサーバーの運用管理』をしていなかったりするのが原因で容量不足に陥いるのが殆どのケースではないでしょうか。
こうなってしまったら取るべき対処は『Cドライブの領域拡張』です。
現状は以下のようなイメージになります。
実際のところ、Cドライブはほぼ満杯なのにDドライブの使用量は4分の1以下という状態で全く無駄な配分となっていました。
で、目標は以下のようなパーティション分割にする事です。
その為にできる方法の1つとして
以上の操作をすれば良いのでは?というのがベンダーさんの回答だったそうです。
テヘペロな感じ
に聞こえたのは
わたしだけ?
しかし、こんな事を専門の教育を受けていないエンドユーザーさんが出来る訳がありません。実際サーバーには業務で入力された経理や販売、業務管理のデータがどっさり入っている訳で気軽にできる作業ではありません。
しかもデータをコピーするとは言え、一旦削除するなんて恐ろしい・・・💦
こうした場合、信頼性が高くて安心できるツールソフトに頼る方法もあります。
そこで今回は普段もバックアップソフトなどでお世話になった事のあるEaseUS(イーザス)さんのEaseUS Partition Master Serverをご紹介してお試し頂く事になりました。
サーバー用の管理ソフトウェアといえば軽く10万円オーバーという印象でしたが、この製品は税込み20,988円という破格の料金で使えるのもありがたいです。
そして、問題なのは何より確実に目的のパーティションの変更が出来ること。
ではいよいよEaseUS Partition Master Server を使ってみます。