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2020/05/09

HP Envy dv6を再生中♬

ネットオークションで今回はHP社のEnvy dv6 7200という機種を落札しました。

勿論『ジャンク品』です。★以下のような機種です

15インチ画面で薄型、CPUはCore i7、高精細モデルで "nvidia" 製のグラフィックチップを搭載。当時の販売価格は¥68,880(税込)という品物。

これだけのスペックでこの価格は結構破格だったと思います。

基本性能はかなり高いですし、WEBカメラも搭載していてテレワークにも使えそうです。

2012年製のパソコンですが現在でも十分通用するでしょう。

そうは言ってもなにせジャンク。実際、あちこち問題がありました。

  1. ACアダプターが付属していない(これは出品者の説明で知っていました)
  2. バッテリーが劣化していて充電できない。(経年劣化なので仕方がない)
  3. DVDドライブのベゼルがグラついている。
  4. HDDだけでHDDマウンタとHP専用のSATA変換コネクタが丸ごと取り外されている。
  5. 液晶パネルの背面カバーがキズだらけ。

うーん、こまごまと問題が・・・(幸いキーボードや液晶画面はかなり状態は良かった)

で、いろいろと調べたのですが

1のACアダプターは中古で1,000円程度、2のバッテリーは3,000円前後で購入は可能なのでさほどの追加出費にはなりませんし、3のベゼルのグラつきは確認したところ使い方がやや乱暴だったのかブラスチック部品を固定する為の爪がゆるくなっていましたので補強用のテープで押さえた所、収まりました。

問題は4と5。

オークションで提示されていた写真からHDDの格納部分がガランとしていてSATAのコネクタが見当たらないなとは思っていましたが、どうやら出品にあたってHDDを取り外す際にマウンタとそれに繋がっていたSATAの内部変換ケーブルを取り外してしまったらしく、HDDの取り付けができません。このマウンタやケーブルのパーツ購入は可能なのか調べてみたところ、これが日本国内には流通していませんでした。

あるのは米国のebayなどのサイトくらいです。

そこで、この機種のマニュアルをHPのサイトからダウンロードして目を通してみると思わぬ発見がありました。

何とシステムボードにmSATAのSSDを取り付けるソケットを装備しているというのです。

これは!と思い、この機種名とmSATA SSDを取り付けたという記事をネットで探してみたところいくつか事例があるのを確認しました。

最近はジャンクPCの再生でよく使うSSD化は2.5インチのHDDをSSDに取り替えてOSをクリーンインストールする事が多かったのですが、そのSSDを取り付ける事が出来ないとなった今、システムボードに直差しのmSATAのSSDの方がよほど高速に動作しそうです。

そこで調べてみたところmSATAのSSDは最近低価格化した2.5インチのSSDとほとんど価格的には同じでかなりリーズナブルになっている事もわかりました。

ダウンロードした英語版のメンテナンスマニュアルに目を通したところ、mSATAはあくまでユーザーメンテナンスパーツでは無いという位置づけなので底面のサービスドアだけでなくキーボードを取り外して、更にトップカバーも取り外さないと取り付けはできません。まぁ、素人なら断念するところですが、そこはプロの腕の見せどころです。

分解手順がわかる以上は対応は可能ですから、このmSATAのSSDも適合するサードパーティ品を仕入れて取り付けてみる事にします。

液晶パネルのカバーのキズ

このHP envy dv6という機種は液晶カバーがヘアライン仕上げのアルミ製で高級感ある製品ですが何か金属製の物を重ねて引っ掻いたかして無造作にキズが出来ていて銀色の地金がとても痛々しく、このまま使うのはちょっと悔しい。

そこで考えました、最近流行りのパソコン用『スキンプロテクター』(要は全面貼付けのステッカーみたいなもの)を貼れば良いのではないかと。

探してみると、そうした商品の内、機種を限定しない汎用的なものはいくつかあるのですがそれぞれに何らかの絵柄が施されていてシンプルなものが無いのです。

しばらく考えてみて、閃きました。ダイソーなんかに売っている『リメイクシート』と呼ばれる似たような製品を思い出したのです。

正直、これは萎える。出品者もそうだったのかな?

頼むぞ、リメイクシート!


強度的にどうなのかは疑問ではありますが、とにかくいろんなものの外装を特定の柄のシートを貼り付ける事でリメイクするという点ではドンピシャの製品です。

早速、近くのダイソーに行ってみたところ正にピッタリの物がありました。

『カーボン調』のリメイクシートで自在にカットして使う事ができます。

で、貼ってみたのがこちら!

ダイソーのシールコーナーにアルファベットのエンボスシールが置いてあったのでこれも買ってきて、メーカー名である”HEWLETT・PACKARD”と貼ってみました。

※実際の社名は現在 HP.Incだそうですが、本体にも凹み刻印で書いてあったので良しとします。


どうです?いい感じでしょう?(手前味噌すぎますね)

動作確認してみた

ハードディスクは無いのですが、DVDドライブから起動可能なLinuxなら動くだろうと早速FerenOSを起動してみたところ、64Bit版が快適に動作しました。

Windows風画面

Windowsユーザーには馴染みの配置

MacOS X風画面

メニューバーが上に移動、ドックが現れた


この先、乞うご期待!

後はmSATAのSSD取り付けとOSのインストールとなる訳ですが、これだけのスペックがある訳ですから不本意ではありますが、次に使う人の事を考えるとWindows10 Proを入れるべきなのかな?と考えています。ちなみに、メモリーは空きスロットに手元にあった2GBの物を増設して中途半端ではあるものの6GBにアップしてありますので何とかなるでしょう。

それから、HDDマウンタについてはオークションの出品者に「もし取り外したものが手元にあるようなら送って貰えないか?」と打診したところ明後日確認して、あれば送って頂けるとの事。その有無を待ってからmSATAを購入するかどうか決めたいと思います。

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