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MiniToolのご紹介

皆さんはハードディスクの『パーティション』という言葉を聞いた事があるでしょうか?

パソコンに詳しい方なら内蔵のハードディスクが実はいくつかに分割されている事をご存知かも知れません。

ここではこのハードディスクの『パーティション管理ツールソフト』であるMiniTool(ミニツール)社の”MiniTool Partition Wizard”というソフトの使い方や当店なりの評価を書いてみます。


今回はMiniTool社さんからのオファーがあってこの記事を書く事になったのですが、少しでも多くの人の役に立てればという思いで、このツールソフトをどう使うと便利なのか?

という視点でご紹介したいと思います。

まずは、なぜHDDのパーティション管理が必要なのか?という事からご説明します。

★話が長くなりますので”MiniTool Partition Wizard”の操作はこちらをクリック

パーティションを意識するのはどんな時?

パソコンのHDD(ハードディスク)やSSD(ソリッドステートドライブ)はOSを含むソフトウェアプログラムやそれらが使用するデータ、ユーザーのデータ(表計算・ワープロ・写真・動画など)が保存されている場所です。

そしてこれらはハードディスクを2つないし3つ以上の領域に分割してパソコンはこれらを使い分けています。

1つはWindowsのシステムが使用するOS管理の為に使用する領域。

2つめは先ほどご説明したシステムやソフトウェアとその他データが入っている領域。

3つめはパソコンメーカーが用意した『リカバリー領域』と呼ばれる初期化データ領域。

通常はユーザーが見ているのはファイルエクスプローラーで表示される”C:”ドライブだけが表示されているのでこれがハードディスクの全てだと思っている方が殆どかも知れません。下の画像は私のThinkPad HerixのSSDの様子を『ディスクの管理』で表示したところですが『ディスク0』という1つの装置が実は3つに分割されているのがわかります。

Windows10の『ディスク管理』画面

ご覧の通り、120GBのSSDは3つに分割されています。

最初の「システムで予約済み」となっている1つめのパーティションはWindowsのシステムがOSの設定情報や次回起動時に高速化できるようにシャットダウン前の状態を記憶しておいたりする事に使われているのではないかと思われます。

2つめのC:はおのずと知れたユーザーが使うパーティションで、3つめはパソコンを工場出荷時に戻す為のインストールイメージが保管されているパーティションです。

パーティションの管理(操作)が必要になるのはこんな時!

ざっくりとパーティションの管理が必要になるのはこういうケースではないでしょうか。

  • HDDのバックアップを取りたい
  • ユーザー領域を広げたい(未割り当て領域がある場合)
    ※
    複数のユーザー領域(例えばC:とD:)の配分を変えたい
  • 今の使用環境をそのまま別のHDD(またはSSD)に換装したい

バックアップを取りたい場合のいくつかの方法

  • A.必要なデータを選んでUSBメモリーなどの外部メディアにコピーする方法
  • B.Windows標準添付の『バックアップと復元』の機能を使う方法
  • C.バックアップ専用ソフトを使ってHDDのバックアップを作成する方法
  • D.パーティション管理ソフトを使ってHDDのバックアップを作成する方法

かなり主観が入りますが、上記のそれぞれは以下のような感じだと思います。

AはデータのみのバックアップですのでOSのシステムファイルが破損したりHDD自体が物理的に故障した場合にはシステムの保護にはなりません。

BはOS標準のソフトウェアでありながら信頼性に欠けるため障害が発生した際に復旧できる可能性がとても低いと個人的には思っています(バックアップの範囲がよく判らない)

Cは現実的な選択肢と言えます。バックアップソフトは複数の会社から発売されており選択肢が多いのですが、同じHDDにある別パーティションのDドライブなどにバックアップを取っているとHDD自体が故障した場合はAの場合と同様に復旧は不可能です。

その為、バックアップには必ず外付けHDD(USB3.0以上の接続方式が好ましい)に取るようにしないとシステム全体のバックアップを取る場合など時間もかかる上、転送中のデータ消失などが原因で復元不可能なバックアップデータが出来上がってしまう可能性があります。同様に直接NASやクラウドにバックアップを取る事も同じ理由でお薦めしません。

使い方としては自動でバックアップを作成するスケジュールを組んでおくのが通常です。

Dは外部接続のHDDが前提になりますが、ハードディスクをまるごとコピーしたり必要なパーティションだけをコピーしたりできるので結構安全なバックアップ方式と言えます。

ユーザー領域を広げたい場合

最近のパソコンでは1つのハードディスクの割り当ては”C:”のみとしている場合が殆どで、購入時にパーティション分割のオーダーをしない限り”C:”と”D:”というハードディスクの構成はありません。

でももし、やや古いパソコンをお使いだったり意図的にそうしたオーダーで購入されたパソコンならこのパターンにあてはまります。

殆どの場合、OSやアプリケーションソフトは”C:”に入れてユーザーデータは”D:”に入れるという使い方をされていると思いますが、使い方によっては当初の割り当て配分が適切ではなかったという事が起きてきます。

例えば、Dドライブを多めに取っていたけれどアプリケーションをいろいろとインストールしたりWindowsアップデートを繰り返すうちにCドライブの消費が増えてしまった場合などがそれにあたります。

この場合、Cドライブのパーティションサイズを増やして逆にDドライブの方を少なくするという変更が必要になってきます。

パーティション管理ソフトはまさにこういう場合に重宝します。

今の使用環境をそのまま別のHDD(またはSSD)に換装したい

おおよそこの作業が必要になるのは以下の3つではないでしょうか?

  1. ハードディスクにエラーが出始めている(WindowsログにDiskエラーの記録がある等)
  2. 容量が足りないのでより大容量のHDDに替える必要がある
  3. 容量は足りているが速度アップをはかりたい

これまで使っていた環境をまるごと容量の大きい(又は速度の速い)新しいHDDやSSDに移し替えたい、いわゆる『クローンHDD』の作成という作業が必要になってきます。

方法としてはクローン作成専用の装置を使うか、或いはパーティション管理ソフトの機能を使って外付けのHDDケースに入れた交換用のHDD(又はSSD)にクローンを作成するという事になります。

専用装置といっても3千円台から購入できますので余ったHDDやSSDを外部メディアとして使う用途にも対応するのでユーザーの用途によっては購入しても良いかも知れません。

そうでなければパーティション管理ソフトを使ってクローンを作成する事になります。

どうでしょうか?

パソコンを長く使っていく中で、パーティション管理ソフトはメンテナンスに欠かせないツールだという事がお分かりいただけたでしょうか?

ではMiniTool社の”MiniTool Partition Wizard”についてご紹介していきます。

MiniTool Partision Wizardを使ってみた »
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